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中央区大名に7階建ての飲食店ビル   東京都の野村不動産   来年6月完成


 総合不動産会社である野村不動産株式会社(東京都新宿区西新宿1丁目、鈴木弘久社長)は、福岡市中央区大名1丁目に、7階建ての飲食店ビル「大名バルコニー(仮称)」を建設する。10月上旬着工、07年6月に完成する。
 04年3月にオープンした、コンツェ恵比寿(東京都渋谷区恵比寿)や、05年3月にオープンした、チアーズ銀座(東京都中央区銀座)など、同社が収益不動産開発事業として取り組んできたモデル、「都市型飲食コンプレックス」形式を福岡都市圏でも展開するもの。
 同ビルの延床面積は約825平方メートル、鉄骨造の地上7階建て。なお、各階(約120平方メートル)のテナントは1店舗のみで、各階に設けられたバルコニーが建物のアクセントになっているという。同物件では飲食店舗や物販店舗、アミューズメント施設などを多数建築してきた、建築家の飯島直樹氏が設計を手掛けている。
 同社では「今回の物件は4月3日に設立した福岡事務所にとっては第1弾の収益不動産開発。今後も福岡エリアで、投資家の需要に則した物件を手掛けていきたい」と話している。
 同社は1957年4月創業・設立。資本金は20億円。従業員数は1159人。06年3月期の売上高は2701億900万円。