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高知市に14階建てのビジネスホテル   西日本鉄道と西鉄ホテルシステムズなど   08年6月開業


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、長尾亜夫社長)は、高知市に14階建てのビジネスホテル・「西鉄イン高知(仮称)」を08年6月に開業する。同ホテルは四国地区初で、西鉄インシリーズでは9店舗目となる。
 場所は高知市はりまや町1丁目の国道32号線沿いの四国銀行本店北側。同ホテルは、ニューコウチビル株式会社(高知市、富田豊社長)が今年1月に着工を予定している「はりまや橋ニューコウチビル(仮称)」を賃借、経営は同社の子会社・株式会社西鉄ホテルシステムズ(福岡市中央区天神1丁目、羽田野謙一社長)が、運営は西鉄ホテルシステムズの100%子会社の株式会社西鉄イン(福岡市中央区天神1丁目、住本龍彦社長)がそれぞれ担当する。地上14階建てで、延床面積は約5300平方メートル、駐車場の収容台数は73台。客室数はシングル230室、ツイン26室の計256室。シングルでは14平方メートルタイプが195室、12平方メートルタイプが35室。ツインでは21平方メートルタイプが13室、17平方メートルタイプが13室となっている。従来の西鉄インシリーズと同様に全室ブロードバンド対応インターネット無料接続サービスのほか、女性優先フロアを設ける。また、1階部分には飲食テナントの入居を予定しているが詳細は未定。初年度約4億円の売上高を見込んでいる。
 同社では「客室数も256室と、高知市内でも有数の規模。ビジネス、観光両面での宿泊に最適」と話している。
 西鉄インシリーズは現在、東京都に2棟、大阪府大阪市に1棟、福岡市に2棟、北九州市に2棟、大分県別府市に1棟の計8棟のビジネスホテル「西鉄イン」を展開している。現在の総客室数は2099室だが、08年4月には西鉄イン小倉(北九州市小倉北区)の318室を新たに252室増築することから、西鉄イン高知を含めると、総客室数は2607室に上る。