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天神西通りに12階建て商業・オフィスビル   ディックスクロキ   外資ファンドに62億円で売却


 不動産企画コンサル・株式会社ディックスクロキ(福岡市中央区高砂2丁目、黒木透社長)は、同市中央区天神2丁目に同社初の12階建て商業・オフィスビルを建設している。08年3月に完成し、米国の保険・金融サービスグループAIGが運用するファンドに62億円で売却する。
 場所は通称天神西通りの西鉄グランドホテル向かい側で、敷地面積は1,000平方m、延べ床面積7,231平方m。1階から4階は商業ゾーンで、各フロアの面積は670平方m、5階以上のオフィスゾーンは各530平方mで、同社がリーシング、管理を担当する。基本的にはすべてフロア単位での賃貸を予定しており、賃料は1階が坪6万円以上、2階が4万円以上、3、4階が3万円以上、オフィスは1,6000円以上を想定している。建物には200台分の駐輪場を併設する。建築費は明らかにしていないが、土地は1坪800万円で購入しており、ファンドには1坪1,000万円で売却するという。