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宮若市に10階建てビジネスホテル   東京都のルートインジャパン   来年九州20店舗体制へ


 ビジネスホテルを展開するルートインジャパン株式会社(東京都品川区、永山勝利社長)は、12月13日開業を目指して宮若市沼口に10階建てビジネスホテルを建設している。九州では12店舗目。
 同社は29都道府県に約180店舗(申請、建築中含む)展開しているが、04年10月の大阪初出店を機に西日本地区への出店を加速しており、07年までに九州で20店舗出店を目指している。新ホテルの場所は同町若宮インターチェンジそば。敷地面積4,810平方メートル、建築面積677平方m、延べ床面積4,810平方m。客室数はシングル171室、ツイン36室の合計207室で、価格帯は未定だが、6,000円前後から1万3,000円前後になる見込み。名称は「(仮称)ホテルルートインジャパン若宮インター」。1階にロビー、レストラン、大浴場、リラクゼーションルームを設置し、2階から10階を客室にする予定。115台収容の駐車場も完備する。今回の出店で、福岡県内では4店舗目、九州では12店舗目となり、来年1月には沖縄の那覇泊港そばでの開業も予定している。「当社では大都市だけでなく、人口3万人以上の都市に出店している。全国どこでも利用できるホテルを目指す」(同社社長室)としている。
 同社は1977年4月設立、資本金4億9,600万円、従業員数4,438人、グループ売上高は約580億円(06年3月期)。グループ会社にはルートイン開発株式会社、株式会社アークホテル、株式会社姫路キャッスルホテル、サイパンのサイパン・ホテル・コーポレーションなどがある。