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薬院のデータセンター3階部分を整備  BCC   年内に整備完了


 ソフト開発、システム開発会社の株式会社BCC(福岡市中央区六本松2丁目、冨田峰雄社長)は、BCCインターネットデータセンター薬院ビル(福岡市中央区薬院4丁目)3階のデータセンターを整備し、年内の整備完了を予定している。
 これは今年6月から手掛けている、2億円を掛けた設備投資の一環。災害などによる停電時でも電気供給を続ける二重電源装置や、サーバーの監視システムなども設置しているという。また、同センター内で使用していた、大型のメインフレームやオフコン上で稼動しているCOBOL構成の基幹システムを、オープンプラットフォームと呼ばれる小型版のサーバーに入れ替えたことで余剰スペースができたことで拡張できたという。今後数年掛けて従来の3階部分(600平方メートル)に4階部分(450平方メートル)を加えた計1,050平方メートルに、データセンターを拡張していく。
 冨田社長は「大手も中小企業も、データなどは24時間自社で管理することは少なくなってきた。現在も約100社ほどのデータを預かっているが、拡張が完了することで、さらに多数の企業に対するサーバー管理が可能になった。セキュリティ面などに細心の注意を払った当社独自のサーバー管理でコスト削減に活用していただければ」と話している。