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9月上旬、博多区に九州支社を開設  東京のテラドローン    国内4拠点目


 ドローンを用いた測量事業を手掛けるテラドローン株式会社(東京都渋谷区、徳重徹社長)は9月上旬、福岡市博多区のJR博多駅周辺に九州支社を開設する。本社以外の拠点は山形市、仙台市、神戸市に続く4拠点目。
 同社はドローンによる土木測量業務のほか点検業務、データ解析業務などを手掛けており、西日本エリアでの事業強化のため開設。土木測量事業を柱に、ドローンを活用した新規事業も構想する。九州支社は神薗優太郎支社長ほか5人体制でスタートし、今後人員を拡大していく。神薗支社長は「九州では、ICTを活用して建設現場の生産性向上を図る『アイ・コンストラクション』の先進的な取り組みが多く実施されている。国家戦略特区に指定されており、大学なども集積している福岡での拠点開設を機に、産学官連携でドローンを活用した新たな事業にも取り組んでいけたら」と話している。
 同社は16年3月設立。資本金3300万円。電動バイク等の開発、製造、販売を手掛けるテラモーターズ株式会社(東京都渋谷区)、ドローンを用いた測量事業を手掛ける株式会社リカノス(山形市)の出資で設立された。