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学術研究都市内に産・学・市民交流施設  北九州市    08年夏完成めどに2月着工


 北九州市は、同市若松区西部の学術研究都市内に、2008年夏完成をめどに4階建て産・学・市民交流センターを建設する。着工は2月。
 同学術研究都市は、若松区と八幡西区をまたぐ約335haの敷地にあり、今回建設する施設は、1995年以降3期に分けて進めている整備事業の一環。05年4月開設の事業課支援センターに次ぐ5棟目の施設となる。研究室に宿泊施設や交流スペースを備えており、同学術研究都市に入居している北九州市立大学、九州工業大学、早稲田大学、福岡大学と企業との研究促進を支援する。場所は同区ひびきの北1丁目、研究都市敷地内の体育館そば。延べ床面積約5,607平方メートル。総工費は約15億円。1階に交流室、2階以上に研究入居室約30室、宿泊室10室を設ける。大学関係者や入居企業のほか、一般市民や短期研究滞在者にも開放する。同学術研究都市は、先端科学技術に関する教育・研究機関の集積地としてアジアの中核的学術研究拠点を目指し01年に設立された。