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7月に1億2,000万円の第3者割当増資  エコエナジー    株式公開に向け


 節電事業の株式会社エコエナジー(福岡市早良区百道浜1丁目、川崎敏隆社長)は、7月に金融機関などを対象とした1億2,000万円の第3者割当増資を予定している。
 株式公開にむけた信頼性向上が狙い。新資本金は現在の2倍の2億4,000万円になる。出資者は明らかにしていないが、取引先金融機関やベンチャーキャピタル数社になる予定。同社では「上場にむけた資本政策の一環」と話している。同社は事業所に変圧器を設置し、一旦高圧(6,600V)で受電し、低圧(100または200V)に変換して電力を供給する。高圧受電は通常事業所が受電している低電圧の料金体系よりも割安なため差益で顧客の電気料金を引き下げるビジネスモデルになっている。
 同社は2001年8月に電気・保守業者、管理業者、電気資材業者27社で設立し、07年1月に株式会社化した。売上高約10億円、経常利益2,500万円(07年3月期見込)。