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博多駅前3丁目の自社ビルをリニューアル  ブルク    住宅一部をテナントに


 建築設計・デザイン・施工、資産活用設計の株式会社ブルク(福岡市南区玉川町、池松正剛社長)は、同市博多区博多駅前3丁目の「ブルク博多駅前ビル」の改修工事を進め、リニューアルする。完成は5月中旬。
 約5年前に中古物件として購入し今回、有効活用の一環で約1年前から着工。同ビルは7階建てと5階建てで構成され、2階部分が連接しているのが特徴。1階が店舗で、2階以上は住宅だったが、2、3階をテナントや事務所用に用途変更し、外観部分は木目調に全面改装している。現在、1階が和食、中華、洋食などの飲食店、3階にはアパレル、マッサージ店などテナントが入居。4階以上は住居となっている。2階にキャビン式のカプセルホテルを予定している。

 2階フロアにキャビン式のカプセルホテル

 また同社は、今回の自社ビルリニューアルに伴い、2階フロア全面にキャビン式のカプセルホテルをオープンする。
 これは新規事業の一環で、自社運営で進める。フロア面積は約330平方メートルで部屋数は46室。料金は一泊で3,500円と4,500円。テレビやパソコンなども利用できる。各部屋はキャビン式で、柳川市の家具製造会社が製造したものを導入し、木材を使用しているのが特徴。年間稼働率は70%を目標としている。
 池松社長は「ゆったりとした空間で、木の香りがするのが特徴。博多に遊びに来た方や、中洲周辺で飲んで遅くなった方が気軽に宿泊できる環境を提供していきたい」と話している。
 同社は1989年8月設立。資本金は1,000万円、従業員は10人。
 池松社長は三潴郡城島町出身。1958年9月11日生まれの48歳。福岡大学法学部卒、趣味はジャズ。