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韓国江原道に現地法人を設立  ランドコンピューター    2010年までに100人体制へ


 地場IT企業の株式会社ランドコンピューター(福岡市博多区博多駅東1丁目、松尾哲雄CEO、伊藤輝明社長)は、2月6日、韓国江原道原州に現地法人の「ランドコンピューターコリアCO.LTD」を設立した。
 人材確保が狙い。同社100%出資の子会社で、資本金は8,000万ウォン(800万円)。ランドコンピューターの南野勝久取締役が社長に就任した。現地採用を含めた12人体制でスタートし、3年後の2010年には従業員100人体制を目指す。初年度売上目標は1億円、2010年には約10億円を見込んでいる。江原道は、韓国でも学園都市として有名で、ウォンジュ大学、ハラ大学、サンジ大学、ヨンセ大学、セイミョン大学(堤川市)などの学術機関が集結しており、人材登用の面でも技術面でも、連携を強化していく。
 南野社長は「今回の韓国法人の設立は、当社にとっても大事業となった。技術面も、人材面も大事だが、日本企業が韓国の江原道という地域を活性化するお手伝いができればなお嬉しいこと」と話している。
 同社は1988年7月設立。資本金は6000万円。従業員数は33人。2006年6月期売上高は7億円。また、子会社として、従業員数30人規模の株式会社日本情報総研(同所、手島秀忠社長)と、同様に従業員数30人規模の株式会社シー・エス・アイ(同所、松尾哲雄社長)がある。