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博多駅南側に8階建て本社兼オフィスビル  福さ屋    2008年3月完成へ


 明太子製造販売、飲食店経営などの福さ屋株式会社(福岡市博多区博多駅南1丁目、佐々木吉夫社長)は、2008年3月の完成をめどにJR博多駅筑紫口南側(同区博多駅中央街)のに所有地に地上8階・地下2階建ての本社兼オフィスビルを建設する。着工は4月中。
 新博多駅開発に合わせ、同所で運営する店舗・駐車場跡をの有効活用をする。店舗の利便性向上と辛子明太子「福さ屋」の宣伝効果を狙う。
 同ビルは敷地面積が746平方メートル、建築面積が630平方メートル、延べ床面積が6,220平方メートル。1階に同社店舗、福岡銀行ATM店舗を設置し、2階が本社事務所となる。3階から8階まではオフィスとして貸し出し、地下1・2階は駐車場(36台)兼駐輪場(40台)とする。総工費は建設会社が決まり次第詳細を詰めていく。
 佐々木社長は「駅ビルに見劣りしないデザインにしたい」と話している。
 同社は1978年5月設立。資本金1,200万円。従業員65人。出先に東京、大阪・北九州・福岡・博多支店があり、本社・清水工場・博多駅のれん街・博多駅東に明太子販売店を置く。関連会社に博多ステイションフード株式会社、株式会社福さ屋食品、有限会社フーズプランニングはかた、有限会社博多駅魚市がある。
 佐々木社長は北海道礼文郡出身。33年9月27日生まれの72歳。中央大学法学部卒。趣味は旅行、ゴルフ、読書、ドラム演奏。