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東急ハンズ出店で基本合意  JR九州    5,000平方メートル規模で


 JR九州(九州旅客鉄道株式会社、福岡市博多区博多駅前3丁目、石原進社長)と株式会社東急ハンズ(東京都、中島美博社長)は、3月20日、2011年春開業を目指す新博多駅ビルへの出店で基本合意した。
 核テナントのひとつとして、新駅ビルの福岡交通センター側1~5階のメガストアゾーンに出店する。店舗面積は約5,000平方メートル程度を計画。駅ビルと同じく2011年春の開業予定で、店舗名は「東急ハンズ博多店(仮)」。直営もしくはFCといった運営面など詳細は今後も検討していくという。正式契約は09年3月頃の予定。
 「東急ハンズ」は東阪名地区を中心に全国で住生活製品の専門小売店を16店舗展開しており、九州には初進出となる。新博多駅ビルは、これまでに核テナントとして阪急百貨店とシネマコンプレックスのティ・ジョイが決定している。
また、現駅ビルでは、同日、JR九州と同ビル地下食堂街「1番街」テナントとの退店交渉がまとまり、4月中旬以降に解体工事が始まる見通し。今年中に解体を終えた後、来年1月から新駅ビルの躯体工事がスタートする予定だ。
 JR九州は1987年4月設立、資本金は160億円。06年3月期の売上高は1,606億円。従業員は9030人。
 東急ハンズは1976年8月設立。資本金は4億円。