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県立柳川病院を取得し4月1日開業  医療・介護・教育研究財団    2年後には建て替えを計画


 株式会社九電工など地場企業と大学病院等で設立した財団法人医療・介護・教育研究財団(福岡市中央区高砂2丁目、松村理事長)は、柳川市の県立柳川病院を取得し4月1日から民営化し開業する。
 県立病院の民間移譲の一環で、同財団法人としては05年の県立大宰府病院運営受託に続いて、2施設目の運営になる。柳川病院は診療科目16、165床、職員数は常勤医師16人、看護師90人。同法人では今回の開業に先立って、リースによる年間コスト約1億円を投資して医療器械の新規導入を実施した。また、2年後をめどに施設全体を建て替える計画で、その時点で認可病床の210床に増床し、さらに3年後の2012年度には現在の赤字体質(05年度医業損失約6億5,000万円)から脱却し、黒字化を目指している。