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シンガポールで邦人向け家具付賃貸住宅事業  オフィスネットワーク    年内に2、3戸買収


 オフィス仲介業のオフィスネットワーク株式会社(福岡市博多区博多駅前3丁目、増本徹雄社長)は、07年内に、シンガポールで現地邦人向けに家具家電付きのアパートを貸し出す「サービスアパートメント事業」をスタートする。
 昨年同国に開設した支店での現地調査の結果、邦人向けのアパートが不足していることから同事業に参入するもの。計画では、年内にシンガポール中心部の1LDKから2LDKのアパート2、3戸を買収し、単身向けに賃貸・管理する。サービスアパートメントとは、賃貸住宅の文化が進んだ欧米で誕生したスタイルで、家具、備品が付属し、ホテルのようなコンシェルジェサービスも付帯した物件を指すことが多い。同社は、現在、家具、家電付のほか家賃に光熱費、ゴミ処理、インターネット・ケーブルテレビ料金も含むサービスを検討している。
 岡田室長は、「さらに現地調査に力を注ぎ、ビジネスマンの利用しやすい立地、設備の充実したアパートを提供していきたい」と話している。
 同社は1990年11月設立、資本金3758万円。従業員数41人。香港支店に続き、昨年7月、日系の現地不動産会社を吸収し、シンガポール支店を開設。
 増本社長は福岡市博多区出身。1960年1月16日生まれの47歳。趣味はゴルフ、読書。