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大博通りに11階建てテナントビル  渡辺地所    明治安田生命と共同で


 福岡市内中心部に12棟のオフィス・駐車場ビルを持つ紙与産業グループの渡辺地所株式会社(福岡市中央区天神1丁目、渡辺浩社長)は、明治安田生命と共同で同市博多区博多駅前1丁目に11階建てテナントビルを建設している。完成は8月。
 これは同社と明治安田生命それぞれが所有し、隣接している土地に共同でビルを建設するもの。名称は「明治安田渡辺ビル」で、場所は大博通り沿いの西日本シティ銀行博多駅前支店ビル隣。敷地面積は1,374平方メートル、延床面積は3,405平方メートル。貸室面積は1階が438平方メートル、2階が204平方メートル、3階以上が717平方メートル。募集賃料は1階が未定、2階以上が坪単価1万8,500円(税別、共益費込み)となっている。現在オフィステナントを募集しており、完成時には満室を見込んでいるという。投資額などは明らかにしていない。
 また、同社のグループ会社、紙与不動産株式会社(福岡市中央区天神1丁目、渡辺與和社長)が中央区白金1丁目に建設していた10階建てテナントビルは、3月末に完成した。場所は西鉄薬院駅隣接地の紙与不動産所有地で、敷地面積2,785平方メートル、延床面積1万2,449平方メートル。貸室面積は1階が696平方メートル、2階が605平方メートル、3階以上が879平方メートル。実際の賃料は明らかにしていないが、募集賃料の坪単価は、税別で1階が2万円(店舗)、2階が1万5,000円、3階以上が1万3,000円、共益費が3,400円を設定していた。完成と同時に満室稼動している。