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今期、福岡、佐賀にコンビニ24店舗出店を計画  エムエス九州    122店舗体制に


 イオングループのコンビニエンスストア・ミニストップチェーンのエムエス九州株式会社(福岡市博多区榎田2丁目、荒川勤社長)は、来年2月までに、北九州、佐賀、筑後地区を中心とする24カ所の出店を計画している。
 福岡地区は筑後・筑豊地区、北九州地区に計画しており、4月末までに、糟屋郡糟屋町、鞍手郡鞍手町、福岡市南区、筑紫野市二日市、北九州市八幡西区、佐賀市兵庫町に合計6店舗を出店。5月には、福岡県宮若市に1店の出店が決まっており、6月以降の出店場所は未定。荒川社長は「現在、福岡県内では、合計93店舗だが、今期中に福岡県内で100店舗を超えるのが目標」と話している。

 06年度決算は、先行投資で増収減益

 同社07年2月期決算は、売上高が前期比21.3%増の148億円、経常利益は前期の2,600万円から経常損失6,600万円の減益となった。
 店舗数の増加に加え、既存店売上高も前期を2%上回ったが、出店ピッチが早く、設備投資をカバーできる売り上げを確保できなかったため増収減益となった。また、気温低下で3、4、5月のファストフードが不調だったことが、経常損失に大きく影響している。
 荒川社長は「今期は、売上高186億円、経常利益1億円を目指す。また、商品開発や宣伝強化で、ファストフードの売り上げを伸ばしていく」と話している。