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50億円かけ小倉に複合アミューズメント施設  愛知県のコロナ    08年3月完成


 レジャー施設企画・運営・管理の株式会社コロナ(愛知県小牧市、大塚定光社長)は、北九州市小倉北区西港町に総工費50億円をかけて、複合アミューズメント施設を建設している。完成予定は08年3月末。
 場所は北九州都市高速2号線西港出口東側、西鉄バス・ゴルフウエスポバス停前。敷地面積は7万227平方メートル、建物は4階建ての延べ床面積1万9,694平方メートル。館内には、温浴施設、シネマコンプレックス(10スクリーン)、ボウリング場、パチンコ、ゲーム施設、カラオケ、インターネット・マンガ喫茶、フードコート、託児ルームなどを備える予定。名称は「小倉コロナワールド」(仮称)。初年度売上目標、目標来客数などは非公表。九州に出店するのは初めてで、「北九州市は交通網が整備されているので、商圏が比較的広域であること、またターゲットにしているファミリー層の集客効果も見込める」(同社)という。今後は九州全域への出店を視野に入れており、「身近で心安らぐ世代を超えた共通の場としてコロナワールドという存在を確立させていきたいと考えている」と話している。
 同社は1989年3月設立、資本金は1億5,000万円(グループ合計)。総売上高は1,730億円(05年7月期)。従業員数は4500人。愛知県を中心に中部・北陸地区、関東地区、東北地区などで複合型のアミューズメント施設「コロナワールド」やパチンコ店を展開している。