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6億円かけ5階建新本社ビル完成  北九州市のパコラ    ヤマガとの共同プロジェクトで


 福岡県を中心に北部九州、中国地区で求人情報紙を発行する株式会社パコラ(北九州市八幡西区、山賀雄司社長)が、同区夕原町の夕原工業団地内に建設していた5階建て新本社ビルがこのほど完成し、7月2日から稼働する。総事業費は約6億円。
 これまでの事務所が手狭になったことと、現在入居している関連会社・株式会社ヤマガの本社ビルが、折尾駅周辺再開発事業のため移転先を探していたことから2社の共同プロジェクトで建設したもの。ビル名は両社の頭文字から「YPビル」とした。場所は夕原工業団地の北西部分、敷地面積は約3,460平方メートル、延べ床面積が約3,600平方メートル。正面部分が2棟からなるつくりで、向かって右側の1~5階と左側の4~5階をパコラが、残りをヤマガが使用し、1階部分の奥がヤマガの印刷工場となる。
 山賀社長は「新本社完成を機に、社員教育の充実も図っていきたい」と話している。
 同社は1982(昭和57)年12月設立、資本金は1,000万円、売上高は約19億円(今年7月期見込)、従業員数は85人。北九州、福岡エリアを中心に北部九州4県、中国2県で折込向け求人情報紙を月間約1,600万部発行。