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博多駅前に複合ネットカフェ出店  サイバック   8月上旬オープン


 複合ネットカフェ「サイバック」を全国展開する株式会社サイバック(福岡市早良区小田部5丁目、田中明三社長)は、8月上旬、約1億2,000万円をかけ、同市博多区博多駅前2丁目に「サイバック博多駅前店」をオープンする。
 駅前立地の特性を生かし、ビジネスユーザーを含む新規顧客獲得、および今後展開を強化するFC開発における新たな旗艦店舗として知名度アップを図る。場所は「博多駅前」交差点から東部方向へ進んだ「アコムビル」の5~7階。延べ床面積は約910平方メートル。フロアは、5階がシングル、ペア、リクライニング、フラット、ファミリータイプなどで構成されるブースエリア、6階が受付カウンターとコミュニティースペース、7階がビリヤード、カラオケ、ダーツ、卓球が楽しめるアミューズメントスペースとなる。また5階には、OLを中心とした女性客の来店を見込み、ゲルマニウムチェアをはじめとする各種エステ機器の導入や女性専用ブースの配置、さらに6階にはビジネスユースを意識し、プリンタやコピー機などの出力機の設置スペース部を既存店より充実させるなど、立地上の特色を出す。初年度は、新規獲得会員数2万人、売上高約1億9,000万円を見込んでいる。
 桑木崇行経営企画室長は「サイバックのフルコンテンツを導入する。集客はもちろん、今後の博多駅の大規模再開発もにらみ、これからの店舗展開に向けたフラッグシップとして機能させたい」と話している。

 7月から「サイバック天神店」をリニューアル

 同社は7月1日付で、「サイバック天神店」(同市中央区天神3丁目、店舗面積・約825平方メートル)を、約1,600万円かけリニューアルオープンする。
 利便性向上で新規顧客獲得につなげるのが狙い。今回のリニューアルでは、まず現在43あるシングルブースで、デッドスペースを効率的に活用した新タイプのデスクを導入し、体感的なスペースを拡張。またフロア内には、新たに4~5人対応のファミリーブースを5つ設置するとともに、漫画コミックの在庫数も、約3,000冊増やし4万2,000冊とする。リニューアル初年度の売上高は約1億7,500万円、会員総数は、現在の約15%増の約9万6,000人を見込んでいる。