NEWS

  • 地域

飯塚市にトヨタ九州向け部品工場を建設  愛知県のスギヤマプラスチック    08年1月の操業目指す


 愛知県蒲郡市に本社を置くプラスチック部品メーカー・スギヤマプラスチック株式会社(上林厚元社長)は、飯塚市勢田の県営松尾工業団地に自動車用プラスティック部品の新工場を建設する。8月の着工予定で、08年1月からの操業を目指す。6月11日に飯塚市役所で進出調印式があり、県、飯塚市と立地協定を交わした。
 事業拡大と製造・輸送コスト削減を目的に進出を決めたもの。場所は市内北東部、国道200号沿いの県営松尾工業団地内(第4区画)。約1万4,000平方メートルの敷地に、延べ床面積約4,950平方メートルの工場を整備する。土地代を含む総工費は7億円。トヨタ自動車九州(宮若市)向けの内装部品を生産する。雇用規模は80人で、2011(平成22年)3月期までに順次採用する計画(09年3月末32人、10年3月末25人、11年3月末23人)。
 同社は1977(昭和52)年1月設立。資本金1,000万円。自動車や電機機器、事務機、日用品のプラスティック部品を製造、販売しており、06年3月期の売上高は17億4,300万円。従業員は250人。