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中央区天神1丁目に福岡オフィス開設  広島市のアーバンコーポレイション    不動産開発本格化


 不動産開発の株式会社アーバンコーポレイション(広島市中区上八丁堀、房園博行社長)は、6月1日付で、福岡市中央区天神1丁目に福岡オフィスを開設した。
 これは、九州でのマンションや商業ビル開発を本格化するもの。これまで九州での不動産事業は、ファンド運営を手掛ける子会社の株式会社アーバン・アセットマネジメント(東京都千代田区)が、既存物件の取得し管理運営事業などを行っていた。拠点開設でアーバンコーポレイション本体での開発事業を強化する。場所は、渡辺通り沿い明治安田生命天神ツインビル12階。フロア面積は330平方メートル。スタッフは福井濃九州事業ユニット長を含む10人体制となる。
 福井ユニット長は「地元の良さを生かした開発、物件を手掛け他社との差別化を図っていく。また、来年度中までには九州事業本部での売上高100億円を目指している」と話している。
 福井ユニット長は長崎市出身、1967年1月20日生まれの40歳、大手デペロッパーに17年間勤続、昨年8月同社に入社、趣味は釣り、ゴルフ。
 同社は1990年5月設立、資本金189億9,603万円(2006年6月末現在)、売上高は1,805億円(07年3月期連結)、96年9月ジャスダックへ上場、2000年12月東証第2部へ上場、02年3月東証第1部へ上場。今年6月、九州初の開発物件「ツタヤ今泉」(福岡市中央区今泉1丁目)が完成。地下1階、地上6階建て。大手レンタルビデオ店「TSUTAYA」などが入居し7月12日オープンする。