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熊本市のOA通信サービスに1750万円出資  チャレンジ九州・中小企業がんばれファンド


 株式会社九電工などが設立したチャレンジ九州・中小企業がんばれファンド投資事業有限責任組合は、6月11日、3社目の投資先として通信機器販売のOA通信サービス株式会社(熊本市新南部6丁目、川口公二社長)に決めた。出資額は1,750万円で熊本県企業では第1社目。
 OA通信サービス株式会社は1989年創業、1990年設立。資本金は1億円6,000万円で、オフィス通信機器の販売、システム開発、ASP事業など企業向け通信インフラをトータルで提供できるのが特徴。東京、福岡進出にあたり、売上拡大が見込まれたことが評価された。資金面だけでなく同ファンドの無限責任組合員である株式会社ドーガンインベストメンツが、顧客の紹介やマッチングなどを支援する。
 ドーガンインベストメンツの皆川和揚ファンドマネージャーは「今後も、成長が見込める企業に投資していきたい」と話している。
 同ファンドは九電工、独立行政法人中小企業基盤整備機構、投資会社の株式会社ドーガンインベストメンツ(福岡市中央区大名2丁目、森大介社長)らが、九州沖縄地区の企業支援を目的に2006年1月に設立。ファンド総額は10億円規模で株式会社ドーガンインベストメンツが運営を担当。株式公開を目指さない中小企業に対しても支援する。