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第1四半期は減収増益 　九州リースサービス　　　 不動産事業が好調

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　地場大手リース業の株式会社九州リースサービス（福岡市博多区博多駅前4丁目、榎本重孝社長）の08年3月期第1四半期は、売上高が65億900万円で前年同期比0.4％減、経常利益が9億5,200万円で同1.2％増、純利益が8億5,400万円で同9.0％減となった。
　事業別に見ると、融資事業は貸付金利の上昇で、売上高が5億8,200万円で前年同期比8.9％増、フィービジネス事業は、不動産関連サービス提供などの手数料収入の減少で売上高が1億8,700万円で同35.7％減となった。リース事業は、リース資産の減少に伴う賃貸料収入の減少などで売上高が45億5,600万円で同8.7％減となった。不動産事業は、賃貸収入や売却収入の増加で売上高が11億7,500万円で同59.2％増となった。
　営業資産残高は、リース資産残高が310億7,500万円で前期末比4.5％減、賃貸不動産残高が312億7,500万円で同1.3％増、割賦債権残高が99億9,800万円で同2.2％減となった。また、営業貸付債権残高は大口の期日前償還発生で475億3,600万円で同5.4％減だった。この結果、総資産は1,592億1,100万円で前期末に比べ20億2,900万円の減少となった。中間期は売上高が183億円、経常利益が22億円、純利益が42億円、通期では売上高が325億円、経常利益が40億円、純利益が59億円を見込んでいる。
　同社は1974年11月設立。資本金が29億3,330万円。従業員数が135人。