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6月決算は4期ぶりの経常黒字に  サイタHD    新幹線工事に伴う砕石事業の需要増で


 土木建設業のサイタホールディングス株式会社(甘木市、才田善之社長)の2007年6月期連結決算は、売上高が41億7,300万円で前期比16.4%増、経常利益が1億2,100万円(前期は4,900万円の損失)となり、4期ぶりに経常黒字となった。
 公共工事削減に伴う厳しい受注環境が影響する中、九州新幹線工事向けの砕石事業の売上高が堅調に推移したのに加え、主力の建設事業も民間を中心に倉庫などの大型受注が増加したことで増収。利益面では、これらの増収基調に加え、工事原価の削減に努めた結果、4年ぶりの黒字となり、純利益は1億900万円で同2.02倍となった。今期は売上高が48億円(同15.0%)、経常利益が7,000万円(同42.5%減)を見込んでいる。