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3D仮想世界へのビジネス参入支援事業を開始  ニイプロほか    西日本以南の企業、自治体が対象


 コンピュータシステム開発を手掛ける株式会社ニイプロ(福岡市中央区大名1丁目、仁井雅雄社長)など2社は、8月10日、インターネット3D仮想世界サービスのビジネス参入支援事業を開始した。
 これは、ネット上の3D仮想世界「セカンドライフ」内の区域を九州、西日本地域の企業や自治体を対象に企画、販売するもの。現在地場企業数社が「セカンドライフ」内で自社商品また自社のPR活動を展開している。ニイプロは、レゾナント・ソリューションズ株式会社(大分県大分市、首藤完治社長)と共同で事業展開し、企画、提案をニイプロ、製作などのサービスをレゾナント社が手掛ける。
 「セカンドライフ」とは、アメリカのリンデン・ラボ社が2003年に提供を開始した、インターネット上における3D仮想世界サービス。ユーザー自身が建物や衣服を作りだし、ネット上での仮想通貨「リンデンドル」を介してユーザー間で取引を行うことができるのが特徴。また、「リンデンドル」は現実世界のUSドルと交換が可能であることから、現在世界中で840万超のユーザーが利用している。
 同社は1987年9月創業。2004年10月設立。資本金1,000万円。
 仁井社長は広島県出身。1955年12月19日生まれの51歳。九州産業大学工学部中退。趣味は釣り、絵画。