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3億7,000万円かけ2,800トンの自社船建造  鶴丸海運    6隻目


 運送業の鶴丸海運株式会社(北九州市若松区、鶴丸俊輔社長)は、今年12月の就航をめどに2,800トンの自社船を建造している。
 海運業の需要増に対応し、外航船では初、自社では6隻目の自社船として建造しているもの。幅13.6m、長さ79.4mで契約額は3億7,000万円。乗組員は14人。航路は東アジア、日本、韓国、中国、東南アジアとなる。
 鶴丸社長は「今後も世界的な船の獲得競争が続く。当社も設備投資を積極化し、受注体制に備えていく」と話している。
 鶴丸海運は1935年2月設立。資本金2億円。07年3月期は売上高が228億310万円、経常利益が5万3,179万円だった。出先に東京・小倉支店、福岡・京都・大阪・愛媛営業所を置く。従業員364人。