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2010年までに売上高50億円へ  三和エステート    管理戸数6,000戸目指す


 三和グループで不動産企画販売業の三和エステート株式会社は、2010年5月期で売上高50億円(07年5月期比38%増)を目指す3カ年計画を立てた。
 キャッシュフロー重視の経営方針に転換するもの。戸売りが中心だった投資用マンションをファンド向け1棟売りに切り替える。期間中に投資用アパート100棟、戸建分譲90棟、ファンド向け投資用マンション10棟の販売を計画。ファンド向け投資用マンションは、すでに福岡市東区香椎、吉塚、千早の物件が契約直前であることから、今後は残り7棟の用地獲得に注力する。また不動産仲介・賃貸管理事業の管理戸数6,000戸(同71%増)を目指し、同事業の売上高を倍増する。

 3事業部6事業2課制から7事業部制に変更

 また同社は、計画期間中に3事業部6事業2課制から7事業部制に組織変更することを計画している。
 事業部の細分化により権限の委譲を進めるもの。これまで、投資不動産事業、住宅販売事業、不動産証券化事業、企画建築事業を統括する「アセット・マネジメント事業部」と賃貸管理事業、リーシング事業を統括する「プロパティ・マネジメント事業部」を設置していたが、各事業を事業部に昇格させ、総務課と経理課を統括する「オフィス・マネジメント事業部」とあわせて7事業部体制に変更する。
田代雅博部長は「顧客の需要に敏速に対応できる体制づくりを目指す」と話している。