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副社長に大熊日本政策投資銀行所長 　福岡リアルティ　　　 体制強化が狙い

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　福岡リート投資法人の投資信託委託業者、株式会社福岡リアルティ（福岡市博多区住吉1丁目、茶木正安社長）の取締役副社長に、10月1日付で、大熊毅日本政策投資銀行設備投資研究所長が就任する。
　経営体制強化が狙い。大熊氏は、慶応義塾大学商学部卒。1975年4月日本開発銀行（現日本政策投資銀行）入行、84年ロンドンビジネススクール留学、90年3月同行福岡支店企画調査課長、96年4月地方開発局地域開発企画部次長、2000年6月地方開発部長、04年6月九州支店長、06年6月から設備投資研究所長を務めていた。
　取締役は次の通り。
　▼社長　茶木正安▼副社長　大熊毅▼専務　松本哲▼常務　田中秀和▼取締役（非常勤）　日名子泰通、重渕聡一郎、紫牟田洋志▼監査役（非常勤）　田坂正則

　「投資部」を「運用部」、「投資部」に再編

　また、同日付で、これまで資産の取得・処分・賃貸・管理等を手掛けていた同社「投資部」を新たに「運用部」と「投資部」に再編した。
　「運用部」は、保有物件の運用管理を、「投資部」は資産の取得・処分を担当する。同社では、「投資部」を独立させることで、中長期的な新規資産取得の強化と権限・責任の明確化を図るとしている。従来の「投資部」は17人体制だったが、今回の再編で新「運用部」は10人、新「投資部」は6人体制となる。
　同社は03年12月設立。資本金は2億円。