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10億円かけ「パークプレイス大分」を増床 　福岡リート投資法人　　　 3階建て新棟建設し来春オープン

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　福岡リート投資法人（福岡市博多区住吉1丁目、茶木正安執行役員）は、所有する大分市の複合商業施設「パークプレイス大分」の敷地内に3階建て新棟を建設し店舗フロアを増床する。来年3月末完成、4月25日のオープンを目指す。総工費は約10億4,500万円になる見込み。
　敷地内に、延べ床面積約4,500平方mの建物を建設。店舗面積で約3,100平方m（約20店舗分）を確保する。増床後の新規店舗はセレクトショップやスポーツカジュアル、インポート雑貨といったテナント導入を計画。既存客層のうち、若年層やファミリー層といった主要客層に加え、20代後半から30代女性などの新規客層の取り込みを狙う。また、増床部分と既存建物部分との間で、新たに中庭の設置も予定し、回遊性向上と施設全体の活性化を図る。「パークプレイス大分」は、02年開業。ジャスコ、Ｔ・ジョイ（シネコン）などを主要テナントにした複合商業施設。延べ床面積は約7万5,700平方m。07年2月期の年商は242億円。
　福岡リート投資法人は、05年6月東証、福証に上場。取得価格の総額は13物件で約1,089億円。今後、取得総額1,600億円を目指す。