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宮若市に開発面積1万平方m超の自動車部品工場  福岡県許可開発事業    同9,000平方m超が3件


 ふくおか経済・株式会社地域情報センターが10月9日にまとめた、福岡県都市計画課の許可を新たに受けた市街化区域(1,000平方m以上)および市街化調整区域(第2種特定工作物を除き都市計画法第34条に該当するもの)、未線引都市計画区域(3,000平方m以上)の開発事業によると、今回新たに許可を受けていたのは計12件だった(前回調査は9月10日、自己居住用のみは除く)。
 今回の調査で開発面積が最も広いのは宮崎市の電気・電設・設備・工事資材の商社、米良電機産業株式会社社長の米良充典氏が宮若市に建設する自動車部品製造工場の1万6,706平方m。同社長の次男で同社業務部の米良充朝上席業務課長によると、同社グループ会社には配電盤メーカーはあるが自動車部品メーカーはなく、またトヨタ自動車との取り引きもないといい、自社による新規事業、あるいは他社への建て貸しを含めて「現在のところ、社長の構想段階で明らかにできる段階ではない」と話している。
 このほか開発面積が1万平方mを超える事業はなかったが、(1)株式会社ナフコが嘉麻市に開店するホームセンター(開発面積9,892平方m)(2)家電量販店の株式会社ベスト電器が八女市に新築する「New八女店」(開発面積9,953平方m)(3)粕屋郡須恵町のナサ工業株式会社が同町内に建設する工場・倉庫・事務所(同9,528平方m)の3件が9,000平方mを超えた。
 詳細は表の通り。