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店舗開業、移転の一括支援サービス  エリアコミュニケーションズ    専門各社とネットワーク


 事務所やテナントの情報に特化した不動産ポータルサイト「テナントガイド」運営の株式会社エリアコミュニケーションズ(福岡市中央区高砂2丁目、西村健社長)は、来春から飲食店や物販店など店舗の開業、移転に伴う業務を一括して提供する支援サービス「店舗コンシェルジェ」を開始する。
 オフィス向けサービス「オフィスコンシェルジェ」を9月から開始したところ好評で、同サイト利用者の約6割強が店舗の新規出店、開業を目的に活用していることから、店舗向けに拡大したもの。新規出店や開業時に発生する食材確保、資金調達、厨房や什器、販促などを同社が一括して請け負う。現在、店舗設計、店舗コンサルタント、税務など各専門業者約20社とのネットワーク構築を進め、今後も広げていくという。
 西村社長は「当サイト利用者にとって必要なサービス。あらゆるニーズに応える体制を整え、サービスを提供していく」と話している。
 同社は2007年1月設立。資本金950万円。従業員数7人。事務所移転や開設時に伴う物件探しや、内装工事などの業務すべてを一括で提供。「テナントガイド」は全国約1万3,700件、県内約1360件のオフィス、テナント情報を掲載。