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人件費増などで7期ぶりに減益  コスモス薬品    通期は積極出店で増収増益へ


 ドラッグストアチェーンの株式会社コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目、宇野正晃社長)の08年5月期中間決算は、売上高が702億4100万円で前年同期比14・8%増、経常利益が18億3200万円で同7・2%減となり、7期ぶりの増収減益となった。
 九州地区15店、中国地区9店の新規出店効果で増収。しかし既存店の売り上げが、昨年10月から実施した営業時間延長に伴う人件費の増加などをカバーするに至らず、営業利益は14億9400万円の同8・0%減、中間純利益も10億3400万円の同0・7%減となった。同社はこれまでに258店舗を展開。今後も今期末までに九州、中国・四国地区で約20店舗の出店を計画するなど積極的な出店を進め、通期は売上高が1468億円(同16・7%増)、経常利益が47億円(同7・5%増)の増収増益を見込んでいる。