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百道浜に24階建て介護付き有料老人ホーム  西部ガス興商    総工費38億円、2月下旬完成


 西部ガス株式会社の子会社で、不動産事業を主軸にレジャー施設運営など事業展開する西部ガス興商株式会社(福岡市博多区千代1丁目、長谷川昭夫社長)が、総工費は38億円をかけ、同早良区百道浜3丁目で建設している24階建ての介護付有料老人ホーム「アンペレーナ百道」が2月下旬に完成する。運営は西部ガス100%出資子会社の西部ガスライフサポート株式会社が担当する。
 これは西部ガスの「西部ガスミュージアム」跡の活用事業の一環で、百道浜の住環境や高齢化社会であることから建設に踏み切った。場所は国立博物館北側。建物は地下1階、地上24階建て。敷地面積が約3200平方m、建築面積は1万1500平方m、延べ床面積が1万6140平方m。一般居室の122戸と要介護者向けの31室。長谷川社長は「高齢者対応の設備を十分整えている。立地的にも条件が良いので多くの方に入居していただきたい」と話している。
 同社は1971年10月設立。資本金4000万円。従業員数87人。07年3月期売上は86億6000万円。経常利益は13億6600万円。長谷川社長は熊本県水俣市出身。40年8月24日生まれの67歳。福岡大学商学部卒。64年西部ガス入社、取締役、常務、専務を経て03年代表取締役副社長に就任。04年から西部ガス興商社長を兼任し、05年から同専任に。趣味はゴルフ、麻雀。