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神戸市の宮野医療器と統合し持株会社設立へ 　山下医科器械　　　 今年12月1日付、本社は福岡市に

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　医療機器・消耗品卸業の山下医科器械株式会社（福岡市中央区天神1丁目、山下耕一社長）は、2008年12月1日付で神戸市の宮野医療器株式会社（宮野淳社長）と経営統合し、共同持株会社の宮野山下ホールディングス株式会社（仮称）を設立する。
　行政改革による医療業界の経営環境変革に対応するもので、営業基盤や物流ノウハウ、情報基盤に関して補完性が高い両社が統合し、経営資源の有効活用と規模拡大を図る。持株会社の本社は福岡市に置き、会長に宮野社長、社長に山下社長が就任する。持株比率や資本金などの詳細は未定。同社では「両社の経営資源を有効に集約し、日本の医療に貢献できる企業グループを目指す」と話している。
　山下医科器械は1950年4月設立。資本金は4億9402万5千円。従業員は479人。07年5月期売上高は332億2100万円。宮野医療器は48年5月設立。資本金は9600万円。従業員は501人。07年4月期売上高は556億3600万円。