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既存店は2・6%減  九州内スーパー販売    1月、全店は0・5%増


 2008年1月の九州内スーパー販売(速報値)は、昨年同月から2店舗増の全店ベース(360店舗)で873億円の前年同月比0・5%増と2カ月ぶりに増加した。既存店ベースでは同2・6%減少した。
 九州内スーパー(従業員数が50人以上、売上面積の50%以上についてはセルフサービスを採用している商店)の販売額は「衣料品」が211億円の同0・8%増、「飲食料品」が405億円の同2・6%増、「その他」が255億円の同2・7%減となった。全店における商品別販売動向を見ると、「紳士服・洋品」はスーツやカジュアルシャツなどに動きがみられ52億円の同3・1%増、「婦人服・子供服・洋品」はカットソーやブラウスなどに動きがみられ102億円の同0・3%増、「その他の衣料品」は全般に動きが鈍く16億円の同4・1%減、「身の回り品」は旅行用品やマフラー、手袋などに動きがみられ39億円の同0・9%増となった。過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースでは、飲食料品以外の項目すべてで前年を割り同2・6%減と11カ月連続前年を下回った。