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4月19日に都市高の堤~野芥間が開通  福岡北九州高速道路公社    5号線進捗率は距離で72%


 福岡北九州高速道路公社(福岡市東区東浜2丁目、田中康順理事長)が工事を進めている福岡都市高速道路5号線の堤―野芥間が4月19日に開業する。
 堤―野芥間は約3・1kmで、車線は4車線。今回の開通で、野芥周辺から福岡空港までの所要時間が8分短縮の13分、九州自動車道・大宰府ICまでは同じく8分短縮の15分になった。これで福岡都市高速道路5号線の供用総延長は13・1kmになり、全線の進捗率は延長距離ベースで72%、事業費ベースで83%になった。残る野芥から西九州自動車道への接続は2010年度を予定し、さらに12年度に5号線と1号線を接続する見込み。またこれまでは供用していない堤~福重・石丸間の乗り継ぎは一般道路を利用して120分以内であれば1回目の料金のみ(追加料金は不要)でよかったが、乗り継ぎ区間は野芥―福重・石丸間となり、乗り継ぎ時間は90分以内に変更になった。同公社では、国道263号や福岡外環状道路へのアクセスがより便利に、利用しやすくなるとしている。