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スマートフォン向けアプリケーション配信  Be bloom    10月からビジネスマン対象に


 九州内で飲食店を展開する Be bloom(福岡市中央区天神3丁目、物袋栄一社長)は10月1日、ビジネスマン向けにスマートフォン向けアプリケーションをリリースする。
 店舖展開を加速する同社では、素早い決断を余儀なくされる案件も多く、データとして管理することが必要だと考え、自社で口約束や決済を記録管理するアプリを開発した。アプリ名は「gacchiri(ガッチリ)」で、アップルストア限定で配信。日々の案件を明確に記録することで意思の疎通が取れ、社員が担当する期限付きの案件を互いに確認し、業務の効率化を図ることができるという。利用者を多く募るため、無料で提供する。使用対象は企業やその取引先業者など。独自開発のアプリの利用者の声をもとに精度を上げていき、将来は上司が部下の業務内容や案件の進行状況などを閲覧できるような企業に特化したアプリにしていく。物袋社長は「将来はパソコンでも管理できるようにしていく。意思疎通のトラブル解消や社員のストレスが少しでも軽減できたら」と話している。
 同社は2013年9月設立。資本金は500万円。現在、「かこみ庵」や「あや鶏」、「八州」などの飲食店を全27店舗展開。2015月11月期の売上高は約14億円。従業員は70人(アルバイト300人)。