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訪問看護事業に参入  さわやか倶楽部    初の事業所を八幡西区に開設


 東証1部の ウチヤマホールディングス連結子会社で介護福祉事業の さわやか倶楽部(北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治社長)は9月1日、訪問看護事業に参入し、同市八幡西区力丸町に「さわやか訪問看護ステーション八幡」を開設した。
 介護サービスの拡充で在宅高齢者への支援強化、および同社が展開する住宅型有料老人ホームやグループホームなどとの相乗効果を図る。場所は国道199号から県道278号線に合流する地点にある事業用テナント「FINE本城」で、事務所面積は27平方m。病状、障害の観察や日常生活の援助、家族への支援、医師の指示による医療処置、認知症・精神疾患、終末期ケアなどを行っていく。スタッフは看護師5人。同社では「全国展開も視野に近隣医療機関との連携を強化し、地域社会に役立つ事業所作りに努めたい」と話している。

 小倉北区中井2丁目に障がい児向け放課後等デイ

 また同社は9月1日、同市小倉北区中井2丁目に障がい児通所支援事業所の放課後等デイサービス「さわやか愛の家なかい館」を開設した。
 昨年11月の事業参入後、同区熊本、門司区大里東、八幡西区西鳴水に次ぐ4カ所目で、同社が運営する介護、福祉施設は全体で77カ所143事業所になった。場所は福岡県住宅供給公社中井団地6棟南側の「内山第一ビル」1階で、事業所面積94平方m。定員10人で、指導訓練室や、シャワー室、事務室や相談室も設けた。スタッフ数は4人。同社では「療育の場を提供するとともに、家族の介護疲れなどをリフレッシュしてもらう家族サービス『レスパイトケア』の役割も担っていきたい」と話している。