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8億円かけ田川工場を望岳台工業団地に移転 横浜市の大塚工機    来年7月着工、10年初頭に稼働


 横浜市の自動車部品メーカー・大塚工機株式会社(同市港北区、大塚裕彦社長)は、総投資額約8億円をかけ、田川市夏吉の田川工場を同市糒(ほしい)の望岳台団地に新築移転する。5月12日、同市と立地協定を交わした。09年7月に着工、10年初頭に稼働する。
 場所は平成筑豊鉄道伊田線・糒駅東側の田川市望岳台団地内。敷地面積は約2万平方m。新工場は鉄骨造り2階建て、延べ床面積約5000平方m。パーキングブレーキの組み立てと関連部品を生産する。また、2013年までに従業員数を現行42人から70人まで増員する。
 同社は1947(昭和22)年5月設立。資本金3億800万円。07年3月期の売上高は約76億円。77年4月に田川工場を開設、日産自動車九州工場やダイハツ九州にパーキングブレーキを供給している。