NEWS

  • 地域

3期連続増収増益の過去最高  FQS    富士通グループと連結、営業強化


 ソフトウエア開発の株式会社富士通九州システムエンジニアリング(FQS、福岡市早良区百道浜2丁目、富永英俊社長)の08年3月期決算は、売上高が237億5827万円で前期比0・1%増、経常利益は22億8341万円で同10・7%増の増収増益となり、いずれも過去最高となった。増収増益は3期連続。
 富士通やパートナー企業との連携と営業力強化、特化ビジネスと高付加価値ビジネスを推進した。営業利益は22億6600万円で同4・9%増。当期利益は13億4100万円で同12・3%増となった。部門別では、主に富士通グループからの受注で構成される「SEビジネス部門」が売上高157億1100万円で同0・7%減、営業利益は20億3600万円で同15・5%増、経常利益20億4300万円で同49・4%増となった。独自営業による受注(自主ビジネス)で構成される「販売ビジネス部門」は、売上高80億4600万円で同1・8%増、営業利益2億2900万円で同42・2%減、経常利益2億3900万円で同1・2%減となった。ただ、このうちパッケージに係る原価計算方法を均等償却による方法に変更したため、従来に比べ1億1200万円の原価増となっている。従来の計算方法では営業利益は3億4100万円で同13・8%減、経常利益は3億5100万円で同45%増になる。同社は、1981年7月設立。資本金は3億円。従業員は817人(07年3月)。