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門司駅前に28階建て高層マンション みくに産業    総事業費約43億円、10年春完成


 不動産仲介、マンション分譲のみくに産業株式会社(北九州市小倉北区紺屋町、別府紘一社長)は、6月2日、同市門司区大里本町3丁目の地下1階地上28階建て高層マンション建設に着手した。総事業費は約43億円。完成は2010年3月下旬。
 場所はJR門司駅前で、同所は00年から始まった大里本町土地区画整理事業のうち、中核をなす「駅前タウンセンターゾーン」にあたる。名称は「門司ミッドエア」。敷地面積約3548平方m、最頂部までの高さは99・99平方mで、建物の延べ床面積は2万1030平方m。総戸数は136戸で、専有面積は55・80平方m~131・32平方m。1階にコンセルジュカウンター、20階に有料のゲストスイート(ツイン1室)を設けるほか、ガス空調・発電方式のコージェネレーションシステムを採用する。また、入居者向けにカーシェアリングのための乗用車レンタル(2台)にも対応する。セキュリティ面では、綜合警備保障株式会社によるオリジナルシステムを導入する。間取りや価格帯の詳細は未公表だが、8月の現地モデルルームオープンに合わせて発表する(一般公開は10月予定)。同社は、1981年2月設立。資本金は9500万円。07年3月期の売上高は24億9200万円。従業員は47人(07年3月)。別府社長は40年5月26日生まれの68歳。東京都出身。都立杉並高校卒。