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第1四半期はコスト削減で増収赤字縮小  リンガーハット     SCなど34カ所に新規出店


 株式会社リンガーハット(福岡市博多区豊1丁目、八木康行社長)の09年2月第1四半期連結業績は、売上高が90億7400万円で前年同期比0・9%増、経常損失は2億6000万円で前年に比べ15億9000万円縮小した。
 原材料費高騰で利益を圧迫したが、長崎ちゃんぽん店29店を中心に34店舗新規出店し、そのうち24店を初期投資費用を抑えることのできるショッピングセンター内に出店したことと、不採算店舗を閉店し人件費を削減するなどの全体的なコスト削減に取り組んだため赤字縮小となった。同社では「ショッピングセンター内への出店は営業時間を短縮化でき、人件費等のコストを抑えることができる。収益性向上を図る上で今後も増やしていきたい」と話している。通期では売上高375億円で前期比2・6%増、経常利益4億8000万円で同11・9%増、当期純利益は2億2000万円で同約5倍を見込んでいる。現在の総店舗数は、長崎ちゃんぽん事業は454店(前年同期比29店増)、とんかつ事業は105店(同比5店増)の559店。