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第一四半期は新製品投入で増収増益  安川電機    営業利益は減益


 株式会社安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、利島康司社長)の09年3月期第1四半期連結決算は、売上高が867億800万円で前年同期比0・5%増、経常利益が80億2400万円で同0・6%増の増収増益となった。
 主力モーションコントロール部門で昨年度からの新製品投入で品揃えを強化したほか、ロボット部門でも新製品を投入した。営業利益は71億1900万円で同4・1%減。当期利益は45億5400万円で同24・7%増だった。事業別にみると、モーションコントロール部門は、ACサーボ・コントローラが電子部品向けに堅調だったほか、液晶業界向けも需要が回復。省エネ関連や海外のインフラ投資を背景に堅調なインバータと合わせて売上高は435億7200万円で同5・5%増、営業利益は52億1900万円で同6%増。ロボット部門は半導体製造装置向けで客先投資抑制の影響を受けるなどして売上高が284億8000万円で同1%増。営業利益が14億1500万円で同24・1%減。そのほか、システムエンジニアリング部門は売上高87億700万円で同20%減。営業利益は3億7800万円で同42・6%減。情報部門は売上高41億2700万円で同1・9%減、営業損益は3億8600万円の赤字だった。