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販促費減少で経常20倍に  マルタイ    売上高は買い控えで減少


 麺類・調味料・菓子製造の株式会社マルタイ(福岡市西区周船寺3丁目、廣瀬四郎社長)の09年1月第1四半期(08年2月1日~4月30日)決算は、売上高が16億円で前年同期比8・3%減、経常利益は1億6400万円で同約20倍となった。
 1月に小麦粉など原材料価格の高騰や運搬費値上げといったコストアップを受けて小売希望価格を改定したことにより、値上げに対する買い控えの影響をうけ売上げ数量、金額ともに大幅に減少した。一方、値上げにより価格競争が沈静化し、販促費が大幅に減少した。営業利益は1億5900万円で同約80倍。当期利益は1億6100万円で同約40倍となった。通期では、売上高71億8000万円で07年度比2・8%減、経常利益は同約2・3倍の7500万円を見込む。同社は1947年5月創業、60年6月設立。資本金は12億808万円。従業員は153人(07年1月)。廣瀬社長は1941年8月13日生まれの66歳。