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来年1月に子会社3社と合併  コカ・コーラWH    社名もコカ・コーラウエストに変更


 コカ・コーラウエストホールディングス株式会社(福岡市東区箱崎7丁目、末吉紀雄代表取締役CEO)は、来年1月1日付で、同社の100%子会社であるコカ・コーラウエストジャパン株式会社(同市、原田忠継社長、以下CCWJ)、近畿コカ・コーラボトリング株式会社(大阪府摂津市、吉松民雄社長、以下近畿CCBC)、三笠コカ・コーラボトリング株式会社(奈良県天理市、宮木博吉社長、以下三笠CCBC)と合併、社名も「コカ・コーラウエスト株式会社」に変更する。
 同社は2006年7月にCCWJと近畿CCBCとの経営統合により発足。CCWH発足後はザ・コカ・コーラカンパニーおよび日本コカ・コーラ株式会社との協働を一層強化するとともに、それまでエリア単位だった物流機能、製造機能、機器サービス機能をそれぞれ統合し、経営基盤の強化や業務効率化を進めてきた。しかし、グループを取り巻く経営環境が一段と厳しさを増す中、経営統合効果のさらなる実現と経営基盤、営業力の一層の強化が必要と判断し、2009年中にグループ企業の集約化を決定した。
 合併方法は同社がCCWJ、近畿CCBC、三笠CCBCを吸収合併する。その他の詳細は今後、順次決めていく。予定では9月12日が合併契約承認臨時株主総会の基準日公告、9月30日が合併契約承認臨時株主総会の基準日、11月27日が合併契約承認臨時株主総会。また今回の決定に伴う当期の業績予想に修正はないとしている。
 同社は1960年12月設立、資本金は152億3100万円。売上高は連結4095億2100万円、単体2148億6200万円(2007年12月期)。従業員数は連結8420人、単体268人。
 CCWJは2006年7月設立、資本金は1億円。売上高は1628億1300万円(2007年12月期)。従業員数は1513人。
 近畿CCBCは1960年9月設立、資本金は1億円。売上高は1438億、600万円(2007年12月期)。従業員数は1312人。
 三笠CCBCは1962年12月設立、資本金は1億円。売上高は265億1400万円(2007年12月期)。従業員数は251人。