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来月20日、福岡都市圏に7校同時開校  静岡県の秀英予備校    総投資額9億円、九州初進出


 学習塾大手の株式会社秀英予備校(静岡市、渡辺武社長)は、12月20日、福岡市早良区の早良本部校など福岡市内を中心に7校を同時開校する。同社では昨年の秋から総投資額9億円をかけて校舎の建設など開設準備を進めていた。九州初進出。
 開校するのは、早良本部校(福岡市早良区原2丁目)、姪浜校(同市西区姪浜4丁目)、長尾校(同市城南区長尾5丁目)、和白校(同市東区和白丘1丁目)、若宮校(同市東区若宮5丁目)、博多南校(筑紫郡那珂川町中原2丁目)、前原校(前原市前原西4丁目)。早良本部校は6階建てで、延べ床面積が1524平方m。1・2階が事務所と社員の休憩室、3階の1部から6階までの9部屋が教室となる。姪浜校は5階建てで8教室(延べ床面積689平方m)、前原校、和白校は各4階建て6教室(延べ床面積約530平方m)、長尾校、若宮校、博多南校は各3階建て4教室(延べ床面積約360平方mから465平方m)。12月20日に小学4年生から中学2年生までを対象とした冬期講習を開始し、その後、1月に小学5年生から中学2年生までを対象とした通常の講義を開始する。講師は早良本部校を中心に約20人配置し、開校後は地元採用も検討する。目標生徒数は冬期講習が約1000人で、来年度からの通常講義が約800人。来年3月までにさらに2校の開校を目指す。福岡ブロックの加藤和也部長は「全国展開を目指しているので、九州展開の足がかりとして市場規模大きい福岡での基盤確立を目指す。7校同時開校するので地域のニーズを的確に把握し、その地域に合った細やかな指導を提供したい」と話している。
 同社は1977年設立。資本金20億8940万円。売上高は136億7600万円。(08年3月期)従業員数は851人。全国に223校展開している。加藤部長は1960年9月22日生まれの48歳。趣味は野球。