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次年度中に「九州中経協連合会」設立を計画  福岡県中小企業経営者協会    5月に準備委員会設置


 地場企業など約930社で組織する社団法人福岡県中小企業経営者協会(福岡市博多区博多駅前2丁目、小早川明徳会長)は、4月からの次年度内に「九州中小企業経営者協会連合会(仮称)」の設立を計画している。
 福岡県中経協は、これまでにも九州各県福岡事務所の支援、交流懇談会の開催、鹿児島県大口市・熊本県七城町の福岡事務所設置、熊本県からの出向職員受け入れや「九州の女」ネットワークの運営など、県外関連の活動も展開している。九州に続き、将来的には全国に拡大していく考えで、「連合会」で県外の会員企業を募り組織化を進める。2月に連合会開設準備委員会の人事を内定し、5月の総会で設立準備委員会を設置、同年度内に連合会の発足を目指すもの。連合会には7~8人の職員を配置する考え。すでに平成19年に「設立準備室」は設置している。小早川会長は「今までは活動を展開していく中で、いわばオーバーフロー的に九州を対象としてきた面もあるが、今後は主体的に九州を舞台に活動をしていきたい」と語っている。福岡県中経協は1974年設立、「相乗的共生」を目的に企業のビジネスのネットワーク化につとめ「地域共創社会をリードする中経協」をスローガンに、異業種交流事業をはじめ、共同求人事業、地域活性化事業、国際交流事業、社会啓発事業等の活動を展開している。北九州、筑後、筑豊の県内3地域の各中経協と連携して、福岡県下における本部機能と福岡地区の地域機能を合わせ持っている。