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19億円超かけ東京・蒲田にビジネスホテル  西日本鉄道     都内3号店、5月開業


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、竹島和幸社長)は、東京都大田区西蒲田7丁目に12階建てビジネスホテル「西鉄イン蒲田(仮称)」を建設している。総投資額は約19億4000万円で、4月に完成し、5月に開業する。
 西鉄インシリーズとしては11店舗目。都内では日本橋、新宿の2店舗を展開し、いずれも好調で今後も高い宿泊需要が見込めることから、3号店を出店する。新ホテルはJR京浜東北線蒲田駅西口から徒歩2分の場所で、敷地面積は約461平方m。建物の延べ床面積は約3162平方m。1階がエントランス、テナント、立体駐車場、2階がロビー、フロント、一部客室、3~12階が客室となっている。客室数はシングル112室、ダブル20室の合計132室。客室や共用部、外観などをコンパクトな中にもデザイン性、機能性を追求しているのが特長。また西鉄インシリーズ初の試みとして、独立したバスルーム・トイレを窓側に配置し、ガラス張りの間仕切りから室内に自然光が注ぎ込むレイアウトを採用している。料金(税込み・1泊1室あたり)はシングルが7600円(1人利用)、ダブルが1万円(2人利用)。平年度ベースの売上高は約3億1000万円を見込んでいる。同社では「新ホテルは東京や品川、横浜に加え、羽田空港からも30分圏内と交通アクセスに非常に優れた立地。今後も全国の主要都市を中心に西鉄インチェーンの展開をさらに進めていきたい」と話している。