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鹿児島の医療機器販売会社を吸収合併 キシヤ 10月1日
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総合医療機器商社の株式会社キシヤ(福岡市東区松島1丁目、楠田幸次郎社長)は10月1日、グループ会社で産科・婦人科向け医療機器販売の大同医科器械株式会社(鹿児島市西千石町、上村慎一郎社長)を吸収合併した。
事業の効率化を図る狙い。大同医科器械は1948年創業、60年10月設立、資本金1300万円、従業員22人。2015年3月にキシヤと資本業務提携し同社の完全子会社となっていた。キシヤ鹿児島営業所(鹿児島市新栄町)内に設置していた鹿児島営業部は統合し、鹿屋営業所(鹿屋市大浦町)はキシヤ鹿屋営業所として展開する。同社では「合併を機に社員一同気持ちを新たにし、これまで以上に皆さまの信頼にお応えできるよう、倍旧の努力をしていく」と話している。
キシヤは1910年創業、68年6月設立。資本金5000万円、従業員533人、2016年5月期売上高は約600億円。沖縄を除く九州全域に14事業所、福岡市博多区に在宅福祉店舗、物流センターを置いている。楠田社長は筑紫野市出身、1958年3月25日生まれの58歳、趣味はゴルフ、読書。