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福岡校南校舎を7階地下1階に建替  名古屋市の河合塾 5月着工、来年4月開校


 学校法人河合塾(名古屋市瑞穂区駒場町4丁目、河合弘登理事長)は、来年3月完成をめどに、3棟の校舎で構成される河合塾福岡校(福岡市中央区渡辺通り4丁目)のうち、南側校舎1棟を現在の6階建てから地上7階地下1階建てに建て替える。5月着工で来年4月開校する。
 これは渡り廊下で繋がった同校の校舎3棟のうち南側校舎が老朽化したため解体し、隣接する駐車場、同校の学生寮「螢友寮」を加えた敷地に、新築するもの。敷地面積は3436平方m、建築面積は1306平方m、延べ床面積は6798平方m。地下1階には自転車300台を収容できる駐輪場を設置し、1階は受付、2階以上に教室、自習室、講師室、研究室などを設ける。また、着工開始の5月から開校の来年4月までは、残りの2棟の校舎で講義を開く。河合塾福岡校の馬場晴雄校舎長は「少子化の影響で予備校生の数も減少傾向にある。そのため、新校舎開校による生徒増は特に狙っておらず、現在検討中の現役生と浪人生を分けて講義を開く案など、サービス面の充実を図る意味合いが大きい」と話している。
 同校は福岡県内に博多校、小倉校、久留米校、折尾校の4校を展開している。